法人スマホ30台、月15万円が月4.5万円になった見直しの中身
「携帯代は交渉しても大きくは変わらない」と考えている企業様は多いです。ただ、30台規模でも月10万円下がることがあります。ここでは実際に見直した内容を、費目ごとに分けて説明します。
法人携帯が高くなる3つの理由
契約を1本ずつ見ると、それぞれは妥当な金額です。高くなるのは、契約が積み重なった結果です。だから明細を横に並べないと気づけません。
台数が増えた時期ごとに、違うプランが混ざる
採用のタイミングで1〜2台ずつ追加していくと、5年前のプランと今年のプランが同居します。
使われていない回線が残る
退職者の回線、予備機、現場に置いたままのタブレット。基本料だけが毎月かかり続けます。
端末代の分割が終わっても、請求額が変わらない
分割の完了と同時に割引も終わる組み合わせがあります。結果として支払額が横ばいになります。
実際に見直した内容(30台の例)
30回線で月15万円だった企業様の例です。内訳を4項目に分けて、それぞれ何をしたかを並べます。
項目 | 見直し前 | 見直し後 |
|---|---|---|
基本料・データ(30回線) | 98,000円 | 30,000円 |
通話オプション | 21,000円 | 6,000円 |
使われていない回線(4回線) | 12,000円 | 0円 |
付帯オプション(クラウド・端末補償等) | 19,000円 | 9,000円 |
合計(月額) | 150,000円 | 45,000円 |
年間効果:+126万円
※2026年8月時点の当社サービス提供メンバーによる支援実績です。削減額は契約内容・利用状況により異なります。
下がった理由の大半は「プランの統一」と「未使用回線の停止」です。特別な交渉より先に、契約の棚卸しで下がる部分があります。
下がらないケースもあります
どの企業様でも下がるわけではありません。次のような場合は、動かない方が得になります。
- 直近1年以内に見直しを済ませている
- 端末の分割残が多く、違約金と残債が削減額を上回る
- 回線数が5台未満で、下げ幅が手続きの手間に見合わない
このような場合は「今は待ちましょう」とお伝えします。違約金と残債を織り込んだ実質の損益で判断します。

自社で見直すときの手順
- 明細を1ヶ月分そろえる(スマートフォンの写真でも読み取れます)
- 回線ごとに「誰が使っているか」を書き出す
- 使われていない回線を止める
- プランを最新のものに統一する
- 端末代の分割残と契約満了日を一覧にする
03までは社内でできます。04と05は、最新プランと法人向け割引の条件を把握していないと判断が難しい部分です。
まとめ
- 30台規模でも、月10万円下がることがある
- 下がる要因の多くは交渉ではなく、契約の棚卸し
- 違約金と残債を含めた実質で判断する
- 明細1ヶ月分があれば、その場で概算を出せる